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シークレット・ガールズ

第1章 出会い

有馬なるside

ジリリリリ…
バン!

「うーん…」

「なる!起きなさい!」

「うーん…」

「なる!遅刻するわよ!」

「え」

ガバッ

時計は午前8時。

…やばっ!今日は始業式なのに!

目にも止まらぬ早さで着替えると、猛ダッシュで学校へと向かった。

その時彼女は、やはり自分の身にとんでもない事が起ころうとは、まだ知る余地もなかった。

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