テキストサイズ

幼馴染

第2章 再会は突然に。

翌日、昨日キャンセルになった仕事を

やることになったので


仕事場へ向かう…

と言っても、レコーディングなのだけれど。




私はアイドルやアーティストなんかの作曲を担当している。


まだまだ未熟だが、私の曲をいろんな人に聞いてもらえると思うと、ワクワクして仕方が無い。



まあ、私が今作曲を手がけているのは、


デビューをこれからする、男性三人のユニットなのだが。



「おはようございまーす!声の調子はいかが?」



本当は昨日の同窓会の時間にレコーディングだったのだけれど、

メンバーの一人が風邪を引き、声の調子がイマイチだった為、今日に延期になった。


今日は三人ともいい顔で来ている。


「絶好調ッスよ!藍さん!!」

昨日調子が悪かった彼もすっかり元気になっていた。


多少鼻声な気もするが、このくらいなら大丈夫だろう。




「そんじゃ、始めよっか!!」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ