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春の風

第3章 好き?

「おっ、遅かったな~」

「はいよ」

俺は買ってきた飲み物を置いた

「っておい!
俺のミルクティーは!?」

「……え?…あ、忘れてた」

彼女と話していたから友基のミルクティーを忘れていた

「あっはは、ハルさすが!友基どんまい!」

涼太は笑っていた

「──…遅かったけど、なんかあったの?」

太一のするどい質問にとまどったが、思い切って聞いて見ることにした

やっぱりこいつ勘が鋭いんだよな……

「あのさ、ちょっと気になることあんだけど…」

「ん?どした?」


ふざけた話じゃないとわかったのか
みんなが静かに俺を見た


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