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春の風

第3章 好き?

サァァァァ

静かな屋上に風の音が響く

まだ少し肌寒いこの季節に、屋上でご飯を食べているのは俺たちだけだった

そんな中俺は静かに口を開いた

「………俺って、変な噂流れてるの…??」

「………………」


少しの沈黙のあと

ブッ!!!
三人が一斉に吹き出した


「…っく!!ハルまじ…!?」

「はは!こりゃおもしれえ!」

「…ハル…!!っふ!!」


「……おめえら、俺は真剣に聞いてんだぞ」


「っふ、ごめんごめん。答えるから…!!」

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