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紅姫と黒猫の夜

第4章 接吻


チュプッ

唇が離れると、二人とも息が荒かった。

二人の熱い吐息が、交ざり合っていた。

しかし、ジュダルは紅玉に余裕を与えない。

すぐに紅玉の首筋に吸い付いた。

チュウ……

「はっ…ん、ぁんッ!!………ひあぁぁあぁ………ひゃん!!」

ジュダルの舌と唇に、紅玉は甘い声をあげる。

(どうしよう、私、身体が熱くて、声が勝手にっ…!!)
 

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