テキストサイズ

紅姫と黒猫の夜

第12章 告白


「で?なんのご用ですか~」

ジュダルは気怠そうに返事する。

「うむ、貴様、昔から紅玉とは仲がよいじゃろう?だからな、貴様に、紅玉に想い人が無いか、調べて欲しいのじゃ。」

「はぁ?なんで俺が?」

「貴様も、知りたくは無いのか?」

…………………………

「へーへーわかりましたよ。やってやるよ。やりかたはこっちで勝手にする。報告はまたいつかな。」

そういい残して、礼もせず、浮遊魔法で窓から飛び出ていく。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ