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紅姫と黒猫の夜

第12章 告白

ふと、思いを伝えたくなる。


そして…………









「好き……ジュダルちゃんのことが、好きよ……」









ジュダルが寝たふりをしていることを知らない紅玉は、そっと、自分の想いを口にした。

刹那。

ジュダルが目を開けて、深紅の瞳で紅玉を見つめる。

「……………………ぁ゛、あ゛…ぅ゛あ、のこれは………………ぁ…………」

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