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幼馴染みの先輩は・・・

第4章 文化祭

ー※圭side※ー


教室に帰ると、女子たちがものすごい形相でこっちを見てくる。


「けーいーくーん!!はい、これ着て。」


手渡されたのはフリフリとしたメイド服だった。


・・・着なきゃいけないのこれ。


「・・・俺、裏方じゃダメなの?」


「うん、ダメ!」


即答かよ!!


女子の着ろ着ろオーラがヤバイ。


「・・・じゃあ、着替えてくる。」


はあ・・・結果着る羽目になってしまった。




着てみたけど・・・足がスースーする。


俺の着てるやつ・・・
他の奴のより短くないか?


恥ずかしい・・・


「うおー・・・ここにいる女よりも美人だ。」


全然嬉しくないよ。


「あの・・・俺のスカート他の人より短くないか?」


「ごーめん!寸法間違えた!」


嘘つけ。


・・・本当にヤダ。


これ政宗に見せるとか・・・。


「女子がやればいいのに・・・。」


「女子は男装だからね。」


だよなー・・・。

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