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いまでも…

第1章 2人の出会い



「馬鹿恋菜-!!もう8時よ-!」


階段を上がる…トントントンという音と共に

お母さんの声がした。


「はぁぁぁ...本当に8時なんだ」


こうなったら

神様お願い!!!

1時間....ううん30分でも良い。


時間を戻して-…

「恋菜!何拝んでるの!」


…神様へのお願い中よ!なんてお母さんに言ったところで馬鹿にされるだけだから


「何でもないよ-!」


「あっそ、遅刻しても知らないよ★」


あぁぁぁぁそうだった!

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