真夜中の遊戯
第1章 薄暗い中で
薄暗闇の中。
2人の男が、私のことを弄ぶ。
「んッ…はぁん…」
私の手首は縄で縛られ天井まで繋がっている。
前の男は私の乳首を優しくこねくりまわし、時折強く押し潰し、悪戯に吸い付いた。
後ろの男は必死に立っている私の太ももに垂れる愛液を丁寧に舐めている。
「おい、こいつ腰動いてんだけど」
「仕方ないよ。この子、とびっきりの変態だからねぇ」
変態、という言葉にとろとろとしたものがまた太ももへと垂れていく。
私はこの男たちの名前すら知らない。
家が借金まみれになってから、気付けばこの2人に性欲処理機として売られていた。
年齢はどちらも見たところ20代といったところだけれど、私は何も知らない。
ただ毎晩遊ばれるだけ。