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俺はガキじゃない!

第2章 学校

やっと解放されたと
思ったらまた目の前が真っ暗になり
こんどは直人の腕の中にいた


「あーあ、あったかかったのに

ま、いいや!
空ちゃんまたね♪」


チャラそうな人はどっかいってしまった



「なぁ、直人」


「ん?」


「そろそろはなしてくれます?」


「なんで?さっきのやつにはずっと抱きしめられてたのに?」


「なっ!さっきのはあいつの力が強かっただけだ!」


「はいはい、」

そういいながら
直人は俺をはなしてくれた


「あ…やばい…」

え?


「何が?」


「遅刻だ」

そういうと
直人は俺の手を握ってはしりだした


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