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I'll protect you.

第37章 独占欲

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*シンside*



「全部、僕がやりました。」



「どうしてこんなことしたんだ?」



「軽い挑発に腹が立って手を挙げてしまいました。

部活にも選抜にも迷惑をかけて本当に申し訳ないと思っています」



……早く帰れよ



「明日までにこの反省文を書いておく事。

また明日来るからな。ちゃんとしておけよ」


「はい。毎日すいません。

お手数おかけします」


『毎日、すみません。

私からもきつく言っておきますので』



担任が帰ったのを確認して、俺はすぐに鍵を締めて狭いリビングに寝転がった。



『まさか、心が暴力事件起こすなんてね。

母さんビックリよ。』


「ごめん……」


『ちゃんと理由があるのよね……?』


「……うん」


『なら母さんは何も言わないわ。

頑張りなさい』




……理解のある親でよかった






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