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I'll protect you.

第39章 3人




いつも心君と座っていた場所




隣には空を見上げる心君がいて、




その横顔が大好きだった。




見惚れていると、心君は私の視線に気付いて




あの優しい笑顔で微笑んでくれた。




心君の大きな手の暖かさ



私を包む力強い腕から伝わる心君のぬくもり





……心君…





心君の体温を忘れちゃいそうだよ……





時間の流れは残酷に私から心君の暖かさを奪って





今じゃもう思い出せない




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