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I'll protect you.

第39章 3人






『どうして、イギリスに行っちゃったの……?』




どうして、私達を置いて行ったの?



どうして、携帯も繋がらないの?



どうして、誰も心君のことを知らないの?




ねぇ、なんで……?







「また、泣いてる」






『光輝君……』





光輝君は、いつも心君が座っていた場所にドカッと座って、空を見た。




その一つ一つの行動が心君に似ていて胸がキュッと締め付けられる。





「心のこと思い出してたの?」




『…うん』




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