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I'll protect you.

第43章 幸せの向こう側





心君は席を立って、




一歩また一歩と私に近寄いて




そのまま私を抱きしめた。





「元気だったか…?」


『うん…っ』



「新しい家族とはうまくいってるか…?」


『もちろんだよ……っ!』





心君と体を離して、見つめ合う












「好きだ、優」







私の返事を待たずに、




心君は私の口を塞いだ




2年間の想いを埋めるかのように




優しく甘いキスをした




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