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I'll protect you.

第11章 安心

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『ユウちゃんってシン君たちと仲良しだよね』


そう言ったのは、みらいちゃんだった


『そんなことないよー

家が真向かいだから仲良くしてもらってるんだ!』


私は迷うことなく答えた


『…羨ましいなぁ

ユウちゃん。私お願いがあるんだよね』


私にお願い…?

…改まってどうしたのかな


『私にできることならなんでも言って!』


その言葉にみらいちゃんは嬉しそうに私の手を取って嬉しそうに笑った


『本当!?

あのね!私、シン君たちと遊んでみたいんだぁ

だからユウちゃんたちが遊ぶ時に呼んでほしいな…』


そんなことでいいならお安い御用だよ!


『今度シン君たちに聞いてみるね!』




みらいちゃんはすごく優しくて

学校にいる間はいつも一緒に過ごしている


転校してきた私に良くしてくれたみらいちゃんの役に立てる


それだけで

私はすごく嬉しかったんだ




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