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I'll protect you.

第11章 安心



その日の帰り道

いつものように2列になって
秘密基地のことを話しながら歩いていた

秘密基地に行くことが楽しみで
自然に歩くペースも早くなる


みんな家の中に鞄を投げ捨ててすぐに家を出て
また秘密基地に向かって歩き出す

三人の歩くペースが早すぎて私は小走りになりながら必死についていく


走っているせいか肺が苦しい

でもそれ以上に今が楽しくて息がきれていることも忘れて走り続けた

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