お兄ちゃんは…
第14章 *ハプニング発生*
ひ「…でも?」
翔「あの時、ひなはまだ小4だった。だから………
だから、言えなかった。言ったら、全てを認めちゃうような気がして。
全てが終わるような気がして。
でも、ただ逃げてただけだった。
言わなきゃって思っても、後回しにしてた。
ほんとにごめんね。」
ひ「………なんで?」
翔「ごめん。」
ひ「何で、藤宮先生の事と、美咲さんの事が関係あるの?」
翔「ぇ?…………それは…」
翔さんは俺たちに目で聞いてきた。
もう、言ってもいいねって。
もちろん俺たちは目で頷いた。
翔「美咲が死んだのは………
藤宮tのせいだから。」
翔「あの時、ひなはまだ小4だった。だから………
だから、言えなかった。言ったら、全てを認めちゃうような気がして。
全てが終わるような気がして。
でも、ただ逃げてただけだった。
言わなきゃって思っても、後回しにしてた。
ほんとにごめんね。」
ひ「………なんで?」
翔「ごめん。」
ひ「何で、藤宮先生の事と、美咲さんの事が関係あるの?」
翔「ぇ?…………それは…」
翔さんは俺たちに目で聞いてきた。
もう、言ってもいいねって。
もちろん俺たちは目で頷いた。
翔「美咲が死んだのは………
藤宮tのせいだから。」