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年下なんて関係ないっ!

第6章 ただの後輩

『え?戸塚?戸塚は……ただの後輩だよ』


これは半分本当で半分嘘だ。

あのときは流れでああいうふうになってしまったけど、一線越える気はない。

でも、気になる、というか、なにか引っかかるのだ。

なにか大切なことを忘れているような…


「ちょっと、気になってるんじゃないの?」

『えっ?』

「図星…ね?」

『う、うるさい!
さっきまで、おとなしかったのに!』

「はいはい…じゃ、また明日ね」

『おやすみ!』


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