俺の好きな人
第4章 最悪な日
ハァ...ハァ.....
「瀬戸.........あ、ありがとう。」
「え?あぁ、いいよ!
ところであの人山崎の兄貴って言ってたけど、なんか変な空気だったな。」
「あ........アイツは兄貴じゃない!ただの知り合いだよ......」
嘘をついてしまった。
実は、さっきの男の人は俺の兄貴だ!
だだの知り合いなわけない。
瀬戸は「なんかいきなりつれ出して悪かった.....」と俺に謝罪した。
本当に悪いのは俺なのに..........
俺たちは、少しの間しゃべって帰ることにした。
瀬戸は家まで送ってくれた。