
俺の好きな人
第5章 素直になるために.....
朝起きて学校へ向かった。
やっぱり言えねぇ!!!!
いや、まず男に好きなんて言ったらキモいだろ!!
あ.......俺言ったな。
「よう!..........真琴?何一人でブツブツ言ってんの?」
「えっ!羽山!もしかして、声に出てた!?」
やばっ!!さっきの聞かれてたかな?
どーしよう.......
「いや全然。でも分かりやすいな♪」
「バ、バカ野郎!!!分かりやすくねぇーよ!!!!」
羽山はお腹を抱えて笑い出した。
「前から気になってたんだけどさ真琴って、俺のこと名前で呼んでくれないよな.......親友だろ?」
「あ........うん、わかった。」
「なんか素直すぎて気持ち悪~~!」
「なんだよ!!!素直になってねぇーよ!!!!!」
俺は翔を置き去りにして走って学校へ行った。
翔は後ろから「待てよ!」と言っていたが無視して行った。
