
俺の好きな人
第5章 素直になるために.....
教室の前まで来て俺は止まった。
なんか緊張してきた。
「ハァ....ハァ.......真琴速すぎ!!!」
今ごろ翔が追いついてきた。
遅すぎだろ!!!
いきなり翔に腕を捕まれて無理矢理教室に入れられた。
俺たちは席に着いた。
瀬戸は今日は来ていなかった。
「なぁ、素直になるにはどうしたらいいと思う?」
俺は翔に聞いてみた。
「何?真琴素直になりたいんだ。」
「はぁ!?ちげぇーよ!!!
ただ聞いてみただけだよ!!!」
「フ~ン.....自分次第じゃないの?
まぁ、真琴はツンデレで強気な性格だから素直になるのは難しいかもね!」
こ、こいつ........何がツンデレだ!!
俺はツンデレじゃない!!
