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俺の好きな人

第13章 こっそりと







「どうやって仕向けるんだよ!
俺はお前を誘ったりしない!!!
まず俺が瀬戸を誘ったりすること自体ありえないからな!!!」
「そんなことないと思うけど」










瀬戸は笑いながら小さなビンを俺に見せた。
それには見覚えがあった。
あれは確か兄貴が...........
そう思い出すと体の震えが止まらなかった。







「真琴?なんで震えている」
「...そ..その....ビン.......。」






俺はあの兄貴との恐怖の日々を思い出していた。
                                                          

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