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不良の道

第4章 兄貴と…






何て答えたら言いか迷っていた。


兄貴との距離が近い
兄貴が見つめてくる


俺は兄貴に意識しすぎだろ…
こんなの…俺じゃない

俺は兄貴を…倒すために来たんだ

あぁーもう!

何で、迷ったり考えたりしてるだよ!
自分にイライラする……



[颯斗っ?大丈夫か?]
 

そう言って兄貴が顔を近づけてくる。

心配そうな顔をして、
後もう少しでキスが出来るぐらい近い


ドキドキ

と、高まる鼓動
兄貴とキスした事を思い出す。

近づくなよ!

近づくと余計に胸が……



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