不良の道
第6章 夜は二人っきりで秘密の時間
[ち…ょっ……待ってて…!!ハァ…ハァ…]
[先輩??どうしたんすか?]
[どうした…じゃねーだろ!
お前何で…こんなに足速いんだよ!?]
寮から学校まで20分ぐらい。
8時過ぎていたから、走る事にした…
のは、良いんだが…
武瑠は、めちゃくちゃ速かった
兄貴ぐらいか?
いや、兄貴より上かも……
こいつ見た目より体力有るんだな…。
[ハァ…ハァ……ハァ!!疲れた…]
[意外と体力ないんすね…先輩]
[お前が有りすぎなんだよ!!!!アホっ!]
ちょっとは歳上に気を使えっての。
ヤベェな、体力使いすぎた…
これじゃあ…吉野倒せねーかも知れねぇな。
少し休んでから倒すか…。
保健室行こう。