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幸せな時間

第3章 動き始める心

ここで少し説明を。


何で2人で公園に行っちゃうほど
無防備なのかというと、中学校1年生のころ、1年間だけ近所に住んでいた事があり、ただの塾だけのクラスメイトというわじゃないから。

そのころはあまり関わらなかったんだけど。

そして彼は引っ越して、ここへ来たみたい。






「お前何にする?」





「うーんと、ココアかな」




ガタン



「はい。」





「あ…ありがと。
てか、私がおごるんじゃなかったの?」





「いいよ。別に。ここまで来させちま
ったし。」




「なんか…ごめんね。」





「ん」





彼は本当は優しいんだ。
それは、昔からかわってない。

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