テキストサイズ

カレーパンは恋の味

第4章 パンチをいれる

ラーメン屋の外で彼が会計を終えて出てくるのを待っていた。

もうすぐ冬で風が冷たかった。

自分のエゴな悩みだとは分かってるし、キャパオーバーでパニックになってしまっていた。

正直に言ったら、嫌われちゃうよね

自然と涙が流れてきた。

「おまたせ」と彼が私の肩を叩いた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ