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カレーパンは恋の味

第4章 パンチをいれる

「じゃあ、俺は寝るから。」

寮に着くなり、彼はさっさと布団をかぶってしまった。

彼の隣りに引かれた布団が見える。

なんだか、勢いで付いて来てしまったけど、良かったのかな。

そう思いつつも、素直に布団にもぐりこんだ。

寝ていると、また涙が溢れてくる。

隣から寝息が聞こえてくる。

寝るの早いんだ。疲れてたのかな。

彼を起こさないように、息を殺しながら、私は泣いた。
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