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カレーパンは恋の味

第4章 パンチをいれる

その場から動けない私をみて、

彼は「もう、遅いから寮においでよ。」と言った。

寮と言うのは、朝早くから働かなくては行けない社員の為に、会社が用意してくれているものだ。

私は、黙って頷いた。

私が頷いたのを見ると、彼は寮に向かって一人で歩いていった。

私は、前を歩く彼の後ろを歩いていった。

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