俺の人生
第17章 修羅場 !?
ギュッと誰かに抱きしめられた。
暖かい感触。
それは柴崎だった。
柴崎は紐をとってくれた。
「何で来たんだ!俺は....」
涙がポロポロと出てきた。
柴崎は何も言わず、長い指でそっと涙を拭ってくれた。
「涼、帰ろう。」
「...うん....」
服を来て帰ろうとした瞬間。
ドアが開いて東條が現れた。
柴崎と東條は睨みあっていた。
「久しぶり、東條。」
「久しぶりですね。柴崎さん。
ところで先輩を早く返してもらえます?」
「はははっ誰が返すかよ!!!」
部屋の空気はピリピリしていた。