
俺の人生
第14章 俺は・・・
布団の中で少しドキッとした。
今俺の顔は赤いだろう。
自分でも分かる。
いつもより柴崎が優しく見えて本を読んでいる姿もかっこよくて....
そんで少しドキッとして....
別に好きとかじゃないし!
勘違いすんなよな!!
違うからな!
ただいつもとい違うと思っただけで好きとかじゃない!!
はぁもう寝ようかな。
変なこと考えるのはやめだやめ!
寝ましょう♪
「涼寝たのか?」
「………。」
俺は黙ってるしかなかった。
すると頭を優しく撫でてきた。
胸の辺りがキュッと苦しくなった。
あぁ優しい手だな。
「お前の気持ちが知りたかっただけなんだ。ずっと前から好きだったんだ。だけどすぐ傷つけてしまう。
俺は・・・
悪い。寝てる奴に何言ってんだろうな俺は。」
柴崎はそう言うとベットに入って眠りについた。
俺は混乱していた。
