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ゆきずりの恋

第6章 バレたら終りよ

なんてワガママな女だろうと自己嫌悪に陥り、Fくんの元へ行きました

すると彼は困ったようなばつの悪そうな顔をしながら、私に謝ってきました

お風呂に入っているあいだ、私の携帯で私の友人に電話をかけていたみたいです

大泣きしている私を心配して、友人に相談したみたいですが、フツー、そこまでするかしら?

彼はそれを無かったことにするかのごとく、私に覆い被さって来ました

自分が彼を忘れさせてあげるから…

耳元で囁かれ、嫌悪感のようなモノを感じましたが、我慢してコトを終わらせた

早く果てて…そう願い、きつく目を瞑りました

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