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ゆきずりの恋

第7章 それでもやっぱり…

居酒屋で呑みながら当たり障りのない話をしました

呼び出された用件はわかっています

以前、彼に結婚か、別れるかみたいな究極の選択を迫ったことがあります

多分、その答えを言いに来たんだと思います

帰り際、その話が出ました

君のことは好きだけどあのときの浮気が許せない…

よりを戻したが、いつかまた裏切られるのではないかという恐怖がずっとあったようです

サヨナラしたいとのことでした

彼の意思は固く、変えることはできなかった

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