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「萌‥‥」


荒い息がかかる。


「目、閉じないで‥‥」


熱い声が
すぐそこで聞こえる。


「俺を見て‥‥」


恐る恐る開いた目の前
柊の顔
柊の瞳
すごく優しい


「力抜いて‥‥俺に全部預けて‥‥」


柊

あなたの声
すごく優しい

目を逸らさないで
あなたと一つになろう

見つめあったまま
柊の指が静かに開いた私の入口
そこへ先端が押し当てられる感触にはっとする。

私の身体を抱きしめるように
柊の両手が強く回されて
その美しい瞳がすうっと細くなる。


「愛してるよ萌‥‥愛して、る‥‥っ」


「あ‥‥ッ、あッ、ーーーー！！！！」