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ずっと傍に居て

第7章 運命か宿命か


何より

自分自身が
いちばん許せなかった

刑事さんの一言が
忘れられない


一番の被害者であり

一番の加害者でもある



結果的に
あたしは二人の気持ちに
甘えて
弄んだのだから


一番卑怯だ



そんなあたしが
選ぶ権利はない



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