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ダメンズlove

第2章 謎多きダメンズ・コウイチ

本当は伝えてしまいたかった。

「好きだから気にしてしまうんだ」と。

「好きだから私のせいで疲れてほしくないんだ」と。

当然そんなこと言えるわけもないから歯がゆくて仕方なくて。

そして結局自分のやったことを後悔して。

3日連続で会ったのは初めてだったけど、これまでで一番悲しい別れ方をしてきた夜だった。


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