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２，３時間して、山さんのお母さんがパートに出勤する時間になり、家にいるときはいつも送迎しているという山さんは、方向が一緒だから家まで送ると言ってくれて一緒に家を出た。

山さんのお母さんは不思議そうな少し驚いた顔をしながらも、一緒に車に乗り込み、道中でドストレートに「お前の彼女かい？」と山さんに聞いていた。

その言葉に二人で笑いながら「違う違う」「違うんですよ、すみません」と返していた。

お母さんは「なんだ、残念」と本気か嘘かわからないことを言っていた。

そんなことをしているうちに、私の家にも着き、山さんと別れた。