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ダメンズlove

第2章 謎多きダメンズ・コウイチ

この日は偶然にも、別に来た女の子もまたコウイチさんの過去をいろいろ知っている人だったようで、事実の念押しをされた感じだった。

そうして、クローズ時間になり店を出た私は、正直にメールをした。

『お店に行く度に謎が増えるね。また一緒に遊ぼうね』と。

彼からは『謎なんか無いよ。近々遊ぼう』と返事が来て。

さらに私は『私には謎だらけだよ。でもコウイチさんはコウイチさんだから、別にかまわない』と送った。

『そう、俺は俺』と返ってきたから付け足した。

『私にもいろいろあるけど、私は私』と。


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