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ダメンズlove

第2章 謎多きダメンズ・コウイチ

コウイチさんのお店のクローズ時間になってお店を出てから、始発の時間まで別のお店で時間を潰してたら、コウイチさんからメールが来た。

誕生日だからと入れたシャンパンのお礼と、チャイナを着ていた時の私をいじる内容だった。

いつも通りと言えばいつも通りで、それが嬉しくもあり寂しくもあった。

嫌われてしまえば楽になると思ったけど、それはつまりやっぱりそれだけコウイチさんのことが好きだということの裏返しで。

大好きなんだと、改めて実感した瞬間だった。

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