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失ったわけじゃないのに

僕の世界はモノクロに


義務的な毎日を過ごすことで
人間として生きている


人は何かを失ったとき
世界がモノクロに変わる

周りなどどうでも良くなる
しかし次第に色が着かないまま
動き出す

機械的な行動、習慣付けられたこと
社会は待ってくれない


取り残され一人になったら
世界は崩壊するのではないか

何も近付けず考えず
波に呑み込まれることなくただ
流れていくだけ