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心が君を求めてる

第47章  色鮮やかでまるで花畑かも、しれない





電話がかかるまでの短い時間

針の音が鳴っているようで

とてもとても、長く感じる


機械越しの君の声はいつもより
少し高くてでも響いて聞こえる


何を話したらいいのか分からないけど
君の声が聞きたいってことは
ハッキリしてる

無理難題を押し付けてみると
さらりとかわされてしまう

少し、残念


声聞けたでも、満足はしない
次から次へとよくが出てくるのは
悪いことじゃないはず


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