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鬼ごっこ

第2章 ゲームスタート

タッタッタッタッ………

俺達は1階の職員室に隠れた。

『ゼェゼェ………ここまでくればひとまず時間稼ぎにはなるだろ…………』

直樹「ハァハァ………あぁ………そうだな……」

すると……
ビーッビーッビーッビーッ!!

いきなり腕のブレスレットが鳴った。

《まさか!!アイツもう俺達の近くに………!?》

俺達は急いでブレスレットを見た。

ザッ………ザッ………ザ_____…

どうやら警告のブザーではないらしい。
ブレスレットの画面がなにかを映しだした。

そこには……
クラスメイトの山田輝明(ヤマダテルアキ)の姿が映っていた。

直樹「こいつ…!!嘘だろ!?もう捕まっちまったのかよ!?確かにこいつは運動が苦手だったけど………
でもっ!まさかっ…どうして!?」

『まて直樹!!興奮すんな!!アイツに俺達の居場所がバレちまうだろうが!!お前死にたいのか!?』

直樹「そんなこと言っても!!んなの無理に決まってんだろ!!?友達が死ぬかもしんねぇんだぞ!?」

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