幼なじみはドSで超エッチ
第27章 番外編 ☆1☆
☆七海Side
舜斗と泰生大丈夫かな…。
心配だなぁ…。
私はソファーに座りながら寝ている結衣の頭を撫でる。
「ねぇ…シングルマザーなの?」
「え…?」
顔をあげると全く知らない男の人が立っていた。
しかもなんか顔怖いし…。
「若いのに大変だね。一人ならさぁちょっと遊ぼうよ!!」
「いえ…えっと…夫と来てるので…」
「いないじゃん…嘘はいいからさぁ」
男は私の手を掴んだその時だった。
隣から低い声が聞こえた。
「俺が夫だけど?文句ある?」
「あ?」
「手ぇ離せよ…」
低い声の持ち主は力哉だった。
力哉は男を睨み付けた。
すると男は手を離し、どこかへ去っていった。