幼なじみはドSで超エッチ
第28章 番外編 ☆2☆
☆力哉Side
「ただいま…」
あれ?
返事がない…。
寝ちゃったかな…。
俺は靴を脱ぎ、ネクタイを緩めながらリビングに向かった。
「七海…起きてたのか…」
「……」
ん?
七海は無言のまま床に座っていた。
どうしたんだ?
七海の肩が小刻みに揺れているのが分かった。
もしかして泣いてんのか?
「七海…どうし…た」
俺は七海を自分の方へ向けた。
七海は涙を流していた。
え?
まじで泣いてんのかよ…。
「な、なんで泣いてんだよ?」
「触らないでよ…」
「は?」
七海は俺が掴んでいた手を振り払った。
なんかズキッてきた…。