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━１時間前。

俺は居酒屋にいた。
相談って言っても全く相談しない…。



｢宮下先生…もう帰りましょう？｣


｢えぇーまだ飲みたい!!｣


｢俺、妻と子ども待ってるので…｣



俺は拒む彼女をなんとか説得し店から出た。


｢じゃあ俺はこれで…｣


やっと帰れる…。
俺は自分の家の方へ歩きだそうとした。



｢ねぇ…ちょっと待って!!｣


｢なんですか？｣


｢私、あなたが好きです！｣



はっ？
なに告白されてんの…俺。


てかやっぱりそういう事か…。



｢すいません…俺、妻一筋なんで…｣


｢七海って奴でしょ？｣


宮下先生の顔つきが変わった。
てかなんで七海の名前知ってんだよ…。