幼なじみはドSで超エッチ
第9章 9,失った宝物
でも別れたから七海を傷つけずにすんだ。
いや傷つけたのは俺だ。
理由も言わずに別れた。
七海はきっと俺を憎んでいる。
「でもどうすんだよ…お前はそれでいいのか?」
「いいわけないだろ……」
「だったら…」
♪~~~~♪~
航平がいいかけた時、俺の携帯が鳴った。
着信だ…。
知らねぇ番号だな。
「もしもし…」
『よぉ…橋本』
この声は……
「宮下!!」
『久しぶりだな…元気だったか?』
「てめぇ…何の用だ!!」
『今から○○倉庫に来い…』
はっ?
また呼び出しか??
『力哉…きちゃだめっ…………黙れ!!』
ん?
この声…七海?
電話越しに聞こえてきたのは、確かに七海の声だった。
なんで七海が?