
いつまでも、何年経っても切なくて
第13章 裏切りの結末
私は宮本には抱かれなかったが
こうして響には抱かれている。
宮本とついキスはしてしまったが、
それを響にはバレたくないと思っている。
もうそれが答えなんじゃないか...
そう思い、夏休みが終わったら
宮本にはっきり伝えよう。
そう心に決めた。
ーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
始業式を迎え、全体朝礼があった。
右隣には宮本の姿がある。
相変わらず校長先生の話しを聞かずにふざけてばかりいる。
「あの後ケンカした?」
と楽しそうに聞いてくる。
『してないし』
そちらを見ずに答えてやった。
「なんだ、残念」
と口を尖らせている。
『答え出したから...』
唐突だけどそう伝えた。
「聞かせてよ」
『ここで?』
「彼氏がいる所での方がいいのか?」
そう言われて私は今話す決心をした。
こうして響には抱かれている。
宮本とついキスはしてしまったが、
それを響にはバレたくないと思っている。
もうそれが答えなんじゃないか...
そう思い、夏休みが終わったら
宮本にはっきり伝えよう。
そう心に決めた。
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始業式を迎え、全体朝礼があった。
右隣には宮本の姿がある。
相変わらず校長先生の話しを聞かずにふざけてばかりいる。
「あの後ケンカした?」
と楽しそうに聞いてくる。
『してないし』
そちらを見ずに答えてやった。
「なんだ、残念」
と口を尖らせている。
『答え出したから...』
唐突だけどそう伝えた。
「聞かせてよ」
『ここで?』
「彼氏がいる所での方がいいのか?」
そう言われて私は今話す決心をした。
