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いつまでも、何年経っても切なくて

第3章 初めての...

お腹がいっぱいになり、心も満たされた。


私の手には携帯。これで、高校生活がもっと楽しみになった。


そんなことを思っていると、窓の外からガタガタ聞こえてきた。


その影に気付いた私は、開けられる前に、自分で部屋の窓を開けた。


「よっ」と言って私の部屋に入ってきた響
右手には携帯電話、左手には小さな袋が握られていた。


響はまず、携帯を開いてアドレス交換しよ、と言ってきた。


『なんで?なんで携帯もらったこと知ってるの?』と聞くと、ビックリする答えが返ってきた。


「おじさんに俺が一生懸命頼んでおいたんだ。」感謝しろよ、と。


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