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だめ…!

第1章 初めまして

初めましてっ♪
私は、藤堂ヒカリっ!
みんなよろしくね〜っ!

高校は都内だから、埼玉に住んでる私は毎日電車で一時間揺られて通学してるの…

…なんて考えてる間に、着いたっ!

ドンッ!

うっわぁっ!なにっ!?

『ヒカリーっ!おはよぉ!』
「あ、なんだ〜ミナミか〜おどかさないでよ(笑)」
『ちょっと〜なんだとはなによ〜』

この子は、私の大親友っ!仲嶋ミナミ(ナカジマミナミ)ってゆーのっ!
ミナミは、友達思いのとってもいい子で〜、勉強できて〜、ほんっとにいい子だと思う!
…だけど、お節介過ぎるのが玉に瑕だけどね(笑)

『ヒカリーっ!はい、お弁当。どうせまた売店で買って食べようとしてたんでしょ〜?カラダに悪いよ〜?』
「いつもありがとっ!」

こういうとこ、ミナミのいいところだとおもうっ

『あっ!ヒカリ!』
「えー?なにー?」

『後5分っ!』

…私の時計止まってた…

「ミナミ!走るよ!」
『ヒカリ転ぶなy…「きゃぁっ」

バタッ

「いったぁ…」
『だからいったのに…(笑)』
「とりあえず走ろ!遅刻したら罰が…」

そうだ、この学校には、遅刻したらある“罰”があるのだ…



キーンコーンカーンコーン

ガラッ


「セーッフ…じゃないみたいだね、ミナミ(汗)」

『コラァーッ!!おまえら何回遅刻したら気が済むんだっ!!』

「「す…すいません」」

『…まぁいい。座りなさい』

私たちは頭の中が罰でいっぱいだった…
その罰を受けた人たちは、人が変わったようにまじめになり、そしてもちろん遅刻もいっさいなくなったという…




『はい!注目!今日、このクラスに転校生が来ます』

『えーっどんな子だろう』

『男かなぁ…かっこいいかなぁ…彼女いるかなぁ…』

『女のこだったらいいなぁ〜』


『かわいいこちゃんこないかなぁ〜(笑)』


『はいっ!静かに!』

どんな子かなぁ…
私もちょっとワクワクo(^-^)o

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