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アナタにお仕えします!

第2章 わがままダウンガール

「すまない。俺には親代わりになれない」

分かっています。親の愛情なんて、もう二度と出会えないことなんて。

「だが、お前の気持ちは分かった。許してもらおうとは思っていない」

「なら……どうするのよぉ」

泣きじゃくる私の頬が、先生の大きな手に包み込まれました。

「わがままを聞いてやる。お前が満足出来るまで、愛情を注ごう」

あぁ、何て私は愚かなんでしょうか。

先生に、迷惑をかけてしまいました。

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